自己紹介の続き
こんにちは!ラボサラです。
今日は昨日に引き続き、自己紹介記事です。
昨日の記事で、ざっくりとどんなことを書いていきたいかについて説明させてもらいました。
labosala-studyroom.hatenablog.com
今日は私の経歴を述べながら、脱サラを目指すそうとしている今の自分の考え方などについてお話ししていこうと思います。
ラボサラの経歴と今の状況
1988年生まれの♂です。既婚ですが子どもはまだいません。
国立大学理学部卒業
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同大学大学院卒業(2年の修士課程のみ、専攻は有機化学です。)
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大学で学んだ知識を活かしてホワイト企業に研究職として就職
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勤務先企業の制度を利用し、勤続5年目から海外留学中(期間は2年)
現在カリフォルニアの大学で研究しながら妻と共に生活しています。
(2020年9月に帰国予定)
自分で言うのもなんですが、とても環境に恵まれた人生を送っています。
”学校の成績基準”で話すなら、かなりのエリートコースと言えるでしょう。
ラボサラが脱サラを目指す訳
ではなぜ、”エリート”と言えるキャリアを歩むラボサラが脱サラを目指すと言ってこのブログを開設したのか。
大きな理由は以下の通りです。
それぞれの項目について以下に詳細を述べていきます。
①研究という仕事が自分に合わないと感じている
これは自分の能力の問題でもありますが、端的に言うと研究という仕事が好きになりきれません。
誤解のないように先に述べておきますが、研究という業種自体は素晴らしいものだと思っています。特に化学というのは、世の中にない新しいものを創り出し人々の生活を豊かにする上で欠かせない学問分野です。また、新製品を世に生み出すためには深い専門知識と緻密な思考力が必要となります。高度な試行錯誤を実践しながら日々製品開発に取り組む研究者を、私は尊敬しています。
私自身、仮にも海外の大学で勉強しているくらいには科学(特に化学)が好きで、価値を感じている人間の一人です。
しかし一方で、自分の仕事の芽が出ないケースが多いというのも研究開発という仕事の特徴です。
すごい物質を作ったとしても、製品として世の中に出回るようになるには10年くらい掛かるのも普通で、そもそも製品化にこぎつけるのは100個に1個とも1000個に1個とも言われるくらい難しいものです。
また、仕事として企業で研究をしている限り、「お金にはならないけど科学的に面白い」という研究はできません。あくまで利益を出すのが目的なので。
そうなると芽が出るか分からない、しかも自分が楽しいと思えないようなことを、何とか商品化に持っていこうと深く考察しながら続けていくことになります。
そもそも興味のないことなんて、そんなに深く考えられるものではありません。
ましてや、場合によっては見切りをつけられずに何年もそれを続けることになります。
このように、自分の仕事が誰かの役に立ったり社会貢献している、という実感が得られにくいことが、研究という仕事を続けていく気になれない理由の一つなのです。
②地に足のついた(=自分でコントロールできる)人生にしたい
今所属している企業はBtoBの化学メーカーで、分野としてはかなり安定している業種ではあります。
しかし今の世の中どんな業種でも、自分の定年までずっと安泰といえる時代ではありません。企業としては存続し続けたとしても、自分が首切りに遭わないとは言い切れません。
また、大企業なら一つの製品を立ち上げる程の業績を上げたところで、それで会社の経営が劇的に変わるというものでもありません。
そうなると自分が如何に研究者として優れていようと、大きく給与が上がることは望めません。
胸を張って言えることではないですが、私自身は研究を仕事としてはいますが、それほど研究が得意ではありません。大学院の博士課程(修士課程の2年の後に更に3年間研究する課程)には進んでいないくらいですから。
それは、自分が高度に専門化した分野で戦っていける自信がなく、また戦ってみたいとも思わなかったからです。
研究という仕事は専門性が高くなる程、他分野への応用が利かなくなるという側面もあります。それはつまり、企業での研究職の仕事を頑張ったところで、それが需要のある仕事に繋がるわけではない、とも言えます。
余所で通用しない技術を磨くことに腐心していると、同じ業界での転職もままならなくなり、極論を言ってしまえば、今所属している企業に自分の人生ごと預ける、ということにもなりかねません。
自分の人生を他者に預けて仕事をしていれば、クビを切られたくないと委縮してしまい、職場でも納得のいかない上司の指示に従わざるをえなかったり、精神的に不安定になったりという状況に陥ってしまうこともあり得ます。(今はありがたいことにそうではないですが。)
そうなると、本来自分が持っている力すら発揮できなくなって逆に自分のクビを絞めるなんてことも。。
自分にできることを増やして、給料や仕事のことで余計な不安を感じなくなれば、最悪クビにされても大丈夫という気持ちで堂々と仕事に臨めます。
それが仕事の成果に繋がれば、それはそれでハッピーケースですし、仕事を辞めたいからというよりは、自分の人生をコントロールしたいというモチベーションが大きな理由の一つですね。
③自分にとって大切なものを優先した生活を送りたい
「脱サラを目指す」という目標を立てることになった最も大きな理由はこれです。
大切にしたいこととは、ずばり家族です。
・家族との繋がり
・家族と過ごす時間や自分の時間
・家族や自分の健康
を大切にしながら幸せな人生を送ることが私の優先事項です。
上述した①②の理由は、別に今の企業で工夫していけば改善することが可能なものです。
例えば、研究から営業への異動が実現すれば、研究としてのスキルは不要ですし(もちろん活かすことはできるでしょう)、営業としてのスキルがあればある程度どこの企業でも仕事ができるようになることが期待できます。
しかし、今の会社では、役職が上がり責任が増えるにつれて退社時間が遅くなる傾向があります。(ただ、役職に関係なく残業時間をきっちり管理しており、残業代もしっかり出してくれるいい会社です。)
私が大切にしたいことを考えると、「上の人間が遅くまで会社にいるのが当たり前」という風潮のある今の会社では、頑張って昇進したいという気持ちになれないのです。
経済的な面で見れば、贅沢しなければ子どもを産み、養うだけのに必要な給料は十分にいただけます。しかし、そのためにストレスの大きな仕事を日々こなして、家の中でイライラしてしまっては本末転倒です。家での幸せを壊すだけでなく、心身共に疲弊して病気になりやすくなるかもしれません。
今の目標について
思っていた以上に長々と書いてしまいましたが、すぐに会社を辞めても収入源が何もない状態なので、直近で仕事を辞めることは考えていません。
まずは自分の理想を実現するための一歩目として「副業で1円でも稼いでみる」ことを目標として頑張りたいと思います。
副業だけでなく、自分の将来に向けた勉強を多方面で進めていきます。
長文を見やすく整理するためのライティング力・文章構成力なんかも課題ですね。。笑
最後までお読みいただきありがとうございました!