業務日誌3 研究職の雑務~稟議の起案
おはようございます!ラボサラです。
昨日、上司から頼まれごとを受けました。「稟議の起案」です。
日常生活においてあまり聞くことがない「稟議(りんぎ)」という言葉ですが、企業で働く人にとっては馴染みのある単語ではないでしょうか。
私の勤める会社では、稟議というのは簡単に言うと「プロジェクトに必要な大型の予算(>100万円)の使用について上層部の承認をもらうこと」を指します。
起案したい案件の金額によって承認ルートが変わります。
当社では100万円~200万円であれば研究部長の承認で済みます。要するに私の所属する研究グループの長に承認をもらえればOKということなので比較的簡単に手続きが終わります。
しかし200万円よりも高額になると、研究部内だけでなく本社(事業部)の承認も必要となります。当然ですが、高額になればなるほど審査も厳しくなるという訳ですね。
私のような一社員は研究部長への説明までしかしません。その説明を元に研究部長が本社へ説明して承認をもらうことになります。
伝言ゲームみたいですね。笑
昨日、直属の上司から「ラボサラくん、稟議の起案手伝ってくれる?今月中に他社に見積もり依頼している試作の件を進めたいんだ。」と話を受けました。
上司は複数の研究テーマを管理する立場で実務に手を割く時間が取れないため、こういった作業は部下に回ってきます。
もちろんこれは当然のことで適切な仕事の割り振りではありますが、稟議の起案という作業は単なる事務手続きで、研究を仕事にしている人間としては代表的な「雑務」にあたります。
起案書をいくつ作った所で自分の評価が上がる訳でも技術が身につくわけでもありませんからね~。(とはいえ仕事を進めるためには必要な作業なのでないがしろにもできないのですが。)
こういった雑務にできる限り時間を割かずに本業である研究に時間を当てるにはどうすればいいんだろう…と日々考えますが、ある程度は仕方ないと割り切ってサッサと済ませるのが吉ですね。
なるべく時間を掛けないためにも、上司の意図を汲んだ文面を作るのが今日のお仕事(の1つ)です。笑
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