業務日誌4 他部署との連携
おはようございます!ラボサラです。
一昨日稟議の起案の話で少し触れましたが、今他社での試作に向けた準備を進めています。
前回の業務日誌はこちら↓↓
labosala-studyroom.hatenablog.com
今のテーマでは、研究が見出した有望なアイテムを如何に低コストで実生産に移せるかを検討している段階なので、私自身の所属する研究部門内で仕事が完結する訳ではなく生産技術センター(ラボから実機生産への移行を担当する部署)との連携が重要です。
※生産技術センターという部署は研究部門とはまた毛色の異なる仕事なので、また別記事で紹介したいと思います。
研究職という仕事は、生産技術センターに限らず自分の専門外の人と話をして業務を進めなければいけない場面が多くあります。(これは研究職に限った話でもないかもしれませんが。)
そんな時の私の対応の仕方について今日は書いてみたいと思います。
※以下に書いていることをいつでも出来ているという訳ではありません。笑 「こうでありたい」という理想の姿を自分の中で意識するために備忘録的に書き出しています。
私の場合、相手の言っていることが専門的過ぎて分からない時でも「こちらが何をすればいいのか」だけはきちんと確認して具体的な仕事内容に落とし込むよう気を付けています。
最低限そこだけは守った上で、更に相手の話の中で分からないことを素直に分からないと言って教えてもらったり、自分なりの言葉で「こういうことですか?」と確認を取るなどしてコミュニケーションを図っています。
専門的な話をきちんと理解するには分厚い教科書をしっかり読み込むような勉強が必要になります。
なので、その場で無理に全て理解しようとはせず相手とのディスカッションを終えた後で自分なりに調べるようにしています。
せめて使っている専門用語の意味くらいはちゃんと調べて話の大筋は理解するようにしています。
色んな分野のことを全てきちんと勉強すると膨大な時間がかかってしまうので取捨選択も大切だと思っています。
自分が直接関わらない分野の話の場合は潔く理解するのを諦めて相手にお任せすることもあります。(もちろん話している相手に諦めた態度が伝わると失礼なので、言葉選びや態度には気を付けますが。)
ただ、自分の頭の容量のことなどお構いなしに知らない仕事や専門分野の話はどんどん増えていきます。そうなるとついつい勉強することを止めて自分のできることばかりに目を向けてしまいたくなります。
しかし学ぶことを諦めるとそこで自分の成長は止まってしまうので、分からないことの中から自分にとって重要なものや興味を持てるものを選んでコツコツと勉強を続けるようにしています。
「分からないことが分かるようになる」という喜びは勉強の醍醐味の一つです。
そして、自分で学んで得た専門的な知識を実務に活かすことが出来るのが研究という仕事の良さです。
もちろん簡単なことではありませんが、その楽しさを味わえるように毎日の積み重ねを大切にしていきたいと思うラボサラなのでした。