業務日誌1 企業実験化学者の日常
おはようございます。
ラボサラです。
昨日は研究職らしく、実験で時間を使う一日でした。
水に弱いものを扱うことが多いので、実験室はドライルームという乾燥した部屋で行うことが多いです。
乾燥しているので、当然すぐに喉が渇きます。もう何年もそこで作業していたので二年前は全然平気だったのですが、久しぶりに帰ってきてドライルームで作業するとすぐに疲れてしまいました。
ドライルームでの作業って、喉が渇くだけじゃなくて何故か体が疲れるんですよね~。
そして何が困るって、居室とドライルームが離れていること。
居室の横に実験室があり諸々の備品はそこに置いてあるので、ドライルームで作業する前に必要なモノは事前に準備して持っていく必要があります。
居室が6階にありドライルームは別の建物なので、一度忘れ物をするとエレベーター移動を含めて往復する羽目になり、面倒なんです。。
ちょっとした時間のロスですが、一日実験している日は何度もこの往復をすることもあり、段取りの大切さを実感します。
社会人にとって重要な能力ですね。
とはいえ、二年のブランクを経て久々に今の部署での実験作業をしていたので最初はある程度仕方ないかなと思います。(←言い訳)
頭で考えるのと実際に体を動かしてやってみるというのでは、物事に対するイメージの持ち方が変わります。実際にやってみることでそのイメージがより具体的になります。
上司にも言われましたが、「あんまりデスクで調べものばかりせず、早く実験しなさい。やってみないと分からないこともあるでしょう。」というのはその通りでした。
言われた時は、「こっちにも考えなきゃいけないことが色々あるんだから仕方ないじゃないか」と内心思ったりもしましたが。笑
やっぱり実験化学者にとって、体動かしてデータ取りするという仕事の”リズム”は大切ですね。
復帰後、テーマの状況把握のためにずっと調べものばかりしていて、思考が少し煮詰まった(かつ少し腰が重くなっていた)時期だったので、いいタイミングで尻を叩いてくれたなと思いました。その上司には感謝です。
ということで、今日はドライルームでの作業と、実験するって大事だよねっていう話でした。