初心者の取るべきブログ戦略 ~ランチェスター戦略
こんにちは!ラボサラです。
今回は、ブログ初心者である私自身が「参考になるな~」と思ったマーケティング戦略についてのお話です。
タイトルには”ブログ戦略”と書いていますが、ブログだけでなく個人で仕事をする人にとっては役に立つ考え方だと思うので是非ご覧ください。
弱者が取るべき「ランチェスター戦略」とは
ランチェスター戦略について知るきっかけとなったのは中田敦彦さんのYouTube大学の動画でした。
動画では「ランチェスター戦略とは」ということを話しつつ、実践時の注意点だったり行動の流れまで説明してくれています。まだ観ていない方は是非観てみてください。前後編で合計1時間くらいありますが全然長く感じませんでした。
ランチェスター戦略についてごくごく簡単に説明すると、「商売においてライバルに勝つための経営戦略」のことです。
ランチェスター戦略においては2種類の立場があります。1つは圧倒的なシェアを誇るトップである強者、もう1つはそれ以外の”弱者”。
この立場によって取るべき戦略が変わります。ランチェスター戦略における強者の戦略は「マネをする」こと。逆に弱者の戦略は、「差別化を意識して強者がやらないことをやる」こと。
一般的には新たに市場参入する場合、成功している例を見てそれをマネするところから始める人は多いと思います。ただ、マネすることに終始していると成功しないよ、と説くのがランチェスター戦略です。他者との差別化を計ってこそ成功に繋がるのだと言います。
弱者が差別化のために取るべき5大戦法は、
「局地戦」 「一騎打ち」 「接近戦」 「一点突破」 「奇襲攻撃」
です。
本記事では、ブログ初心者の私の立場でランチェスター戦略のこの5大戦法をどのように解釈すべきかについて考えてみたいと思います。
ブログ初心者にランチェスター戦略を当てはめて考えてみる
稼ぎたいと思ってブログを始めた場合、目標金額こそ人によってそれぞれですが、成功の形というのはこんなイメージではないでしょうか?
検索で上位に表示されて、何もしなくてもアクセス数が稼げている!
このようなイメージに出てくるブログというのは、綺麗な見栄えで、誰が見ても分かりやすい文章で、内容が面白くて… といった素晴らしい出来栄えのものだと思います。
私自身も初心者ブロガーとして、始めた時はそういった理想的なブログに近付けるように頑張ろう!と意気込んでいました。もちろん今でも、自分のブログを少しずつでも改良しながらそうなれるように頑張っています。(超ゆっくりペースですが。汗)
ただ、いきなりそんな理想のブログを目指しても、私のようなブログ初心者には足りないものが多過ぎて到底辿り着くことができません。
足りないものだらけの中でどのように進めていくべきなのか…
その方針のヒントを与えてくれるものがランチェスター戦略だと感じました。
局地戦・一点突破:ブログ記事を誰か一人のために作る
「沢山の人に読んでもらえる記事を書こう」と考えて記事を作ってしまうと、どこにでもあるありふれた文章になってしまいがちです。実際に検索上位に表示されるサイトの文章は多くの人が目にするわけで、文章をマネして書いたところで、検索上位のサイトを見るだけで十分、ということになってしまいます。
既存の記事との差別化を計るためには、自分の知り合いなど具体的な人物を思い浮かべて、その人に話す・説明するつもりで記事を書くのが良いのではないでしょうか。
私自身も、正確な情報を記載するために色々と調べてから記事を書くように心掛けていますが、記事の中ではなるべく自分の言葉で文章を作るようにしています。
そして、自分が感動・感心したことを自分自身に聞かせるつもりで書いたり、自分の妻に説明しても分かるように、といったイメージを持ちながら文章を考えています。
一騎打ち:特定の上位記事よりも優れた内容にする
特定のテーマについて記事を書こうと思い立って色々と調べていくと、
自分が書こうとしていることは全部他の人が書いてる…
と思うことがよくあります。
そんな時は、検索上位の一つのサイトだけに注目してそのサイトの記事よりは良い内容にする!というつもりで書いてみてはどうでしょうか。
同じような内容でも、視点が違えば表現も変わります。
表現が変わることで、あなたの記事の方が検索上位の記事よりも分かりやすい記事になるかもしれません。
今の時代、分からないことはなんでもネットで検索する時代です。それだけ沢山の人が調べるのであれば、検索上位の記事よりもあなたの書いた記事の表現の方が分かりやすいと感じる人は一定数いるはずです。
そう考えれば記事作成の前に諦めてしまうということも減らせるのではないでしょうか。
接近戦:アクセスはまずコミュニティ内から集める
最終的な目標が「検索上位で表示されて沢山の人に見てもらう」ことだとしてもそれには時間がかかります。
また検索エンジンのアルゴリズムの変更により検索上位から転落することも良く起こります。
そこで、アクセスアップを考えるのであればまずはコミュニティから集客することを考えてはどうでしょうか。
私も利用しているこのはてなブログでは、自分のブログテーマに近いジャンルのグループに参加することでそこからのアクセスが期待できます。また、TwitterなどのSNSでブログの宣伝をすれば、そこからブログを見に来てくれる人もいます。
興味の近い人たちからコメントや”いいね”などのアクションをもらえれば、そこからコミュニティの輪が広がるかもしれません。
検索上位を狙うよりも即効性があり、相手とのやり取りが発生すればモチベーションの維持・向上にも繋がります。
奇襲攻撃:ブログの個性を出す
これについては私自身何が正解かよくわからない部分ではあります。
ただ、ありきたりな文章で終始しないよう、自分ならではの視点を常に入れるように意識してみたり、真面目な話の中にちょっとしたジョークを交えて読みやすくする、など色々な工夫をするように心掛けてはいます。個人的には苦手な部分ですね。。苦笑
どういうサイトが意外性があって楽しまれるんでしょうか?
例えばすごくまじめな政治の話を極道風に語るサイトを作るとか?(需要があるかどうかは知りません←)
「このサイトと言えばこんな特色がある」とすぐに覚えてもらえるような特徴を持たせることが大切かもしれませんね。
ブログの差別化を考える時の注意点
ここまで私の個人的な意見としてブログ初心者が取るべき戦略について書いてきました。最後にブログ戦略を考える上での注意点について述べたいと思います。
この注意点は最初に紹介した動画内で説明されていたものです。
注意点①:簡単にマネされる差別化はNG
これはブログ記事作成において、誰でも使えるような画像ばかりを多用するのは控えましょう、ということが言えると思います。
画像はその記事の見栄えを左右する重要な要素です。著作権フリーの誰でも使える画像ばかりに頼ってしまうとどこかで見たことがあるような記事になる恐れがあります。
もちろん著作権フリーの画像は便利ですし、私も時々利用させてもらいます。
ただ、別の人の似たような記事で、自分と同じ画像を使っているのを見つけたことがあります。著作権フリーの画像なので、ルール上はお互いに何も問題ありません。しかし、見つけたその記事の方が検索上位にきていたため、読む人からすれば私の記事がパクりのように見えるのではないかと思い、少し悔しい気持ちになりました。
できる限り手持ちの使える画像は沢山用意しておきましょう。
注意点②:小手先のテクニックよりも理念をもつ
最も大事なポイントです。これまで述べてきたことももちろん大切なことではありますが、それらのベースとして持っておくべきなのがブログの理念です。
「何のためにやっているのか」「読者に何を提供したいのか」といったブログの根本的なコンセプトをしっかりと固めておかないと、一貫性のないブログになってしまいます。
ブログ初心者やこれからブログを始めるかたは、自分がどういうブログを作り上げていきたいのかを明確にしておきましょう。
当ブログ「ラボサラリーマンの勉強部屋」は、私自身の学びの場として活用しつつ、読んでくださる方にもその知識が共有できるように分かりやすく記事を書いていく、というのがコンセプトです。
役に立つ情報をお届けするためにまだまだ改善しないといけないことは多いですがこのコンセプトを変えずに頑張りたいと思っています。
まとめ
ランチェスター戦略を基に、ブログ初心者が取るべき戦略について私なりの解釈で書いてみました。
一つでも参考になる部分があれば嬉しいです。
色々と戦略を考えながら改善することは大切ですが、ブログ初心者は数をこなせばある程度は伸びると言われているので、まずはしっかりと記事を更新していきそれを継続することですね。(強めの自戒を込めて)
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
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・iDeCoの説明ページはいくらでもありますが、色々な情報が網羅されているページは少なかったので気合を入れて書いてみました。1万字を超える記事なので全てを読む人は少ないと思いますが、「知りたい情報が含まれている」という記事にしてみたいと考えて作った記事です。
labosala-studyroom.hatenablog.com
・自分の親の経験談を聞いた時の話です。投資をする上で初心者が陥りやすいミスを見事に親が経験してくれていたので記事にしています。こういう個人的な体験談は人にマネされることはありませんね。
labosala-studyroom.hatenablog.com
(参考ページ)